わたしの鬱と不安障害と娘の不登校と
鬱になった
昨年10月くらいからキツイ事が重なって、娘が不登校になりかけて毎日泣き叫んでいるのを宥めてから遅刻して仕事をしたり、そもそも学校に行くのが無理で仕事を休んだり、どうしても仕事に出ないといけない時は午前中だけ仕事をしてから早退したり、泣き暴れる娘を抑えたりしているうちについにわたしのストレスは限界を迎えてついに崩壊した。
鬱と不安障害をGETだぜ!
今までのわたしは週に4回仕事をし、基本的にワンオペで3人の育児とご飯を作って食べさせて寝せるだけで毎日クタクタ限界な日々。
なんとかうまくやれてると思っていたのはきっとわたしだけで、何かひとつが崩れると崩壊するような綱渡りのような生活をしていることになんて全く気づいてなかった気がする。
そんなギリギリの生活は娘の様子がおかしくなってきたことでやっぱり終わりを迎えた。
娘は
- 宿題ができない
- 宿題ができてないから学校に行きたくない
- 学校に行ってくれないと仕事に行けないため、無理やり学校に行かせようとする(その時は泣きながらも頑張って行ってくれていた)
- 宿題ができなくて学校に行けないなら、帰ってきて直ぐに宿題やればいいじゃん!と怒る
- 娘が大泣き
- わたしがキレる 以下無限ループ
こんな生活を仕事を休んだり遅刻したり早退したりしながら半月~1ヶ月くらい続けた時に、ああ、この生活はもう無理だな、仕事を減らしてもらおう、と思い職場の上司に相談、かなり理解のある職場のため、月に数回の出勤だけで大丈夫なようにしてくれた。本当にありがたかった。
しばらく休む前最後の出勤の帰り道、ふと、
「ああ、わたしはもう限界だな」
と感じ、帰りの駅に向かうその道端でスマホで家の近所のメンタルクリニックを検索し、電話をかけて即予約。次の日即メンタルクリニックへ行った。
その時既にわたしは、学校や学童からの電話に出られない、意味もなく泣く、こわくて特定の人に会えない等の症状があり、その時は診断名は出なかったものの抗うつ剤と抗不安剤を処方してもらい、なんとか普通以下ではあるけど人並みの生活ができるようになった。(ちなみに仕事休み始めた直後2日間は泥のように寝続けました)
薄々気づいていた不安の正体
子育てをしていく上で、どうしても自分の子供の頃の記憶と向き合わないと行けない時がある。
わたしは子供の頃、いわゆる虐待に近いこと(虐待と言っても差し支えないかもしれない)をされていた時期があった。
泣くと「泣きやめ!」と殴られて、痛みで余計に泣き出すともっと殴られる事や、その他色々な場面で殴られて育ってきた。
娘が宿題ができなかったり学校に行かなかったりな時に泣き止まなくなると、わたしはどうしてもこの記憶が蘇ってしまい
「どうしよう、殴らなきゃ泣き止まない、でも殴られるのは嫌なことだ、でも殴らなきゃ、でも殴られるのは痛い、つらい、でも泣き声を聞いていたくない、殴らなきゃ!」
という思考になってしまいパニックに陥ってしまい、子供に手を出す、そして自己嫌悪に陥る、という酷いループにハマっていた。
また、一時期、職場で監視カメラを通しての監視をされていた時期があり、それも昔親から監視をされた上で勉強をさせられていた時の記憶を見事に掘り起こしてくれて、わたしのメンタルは徐々にダメな方向に向かっていってしまった。
その他、子供の言動がわたしの子供の頃の記憶を掘り起こしたり、そんなタイミングで実両親を頼ってみたらボコボコに否定されてみたり、とにかく、わたしの育児は自分の子供の頃からのトラウマとの隣り合わせだということに昔から薄々自覚はしていたけど、今回の件で確信をもってしまった。
現状
仕事を休み(でも、来たくなったらいつでも来てねって言ってもらえてる)、カウンセリング、服薬治療をきっちりしながら不登校の娘と意図的に遊ぶ時間を増やしている。
娘の好きな銭湯に一緒に行ったり、アニメを見たり、ポケカをして遊んだり、図書館に行ったり。
もちろん、教育相談センターに行ったり、娘の病院に連れて行ったり、不登校の子が集まる場所に顔を出させに行ったりもしてる。
これが正解なのかは全くわからないけど、わたしたち母娘は前より確実に仲良くなったのは確かだ、と思っているので、たぶんわたしたちにとっては良い選択なのかなーと思ってる。人生長いしね。
トラウマと向き合うのもつらいし、だけど娘、そして他の子供たちの事もみていかなくちゃいけなくて大変だなあ、と思うこともある。
それでも、わたしは今が人生でいちばん幸せに生きてるという自信はあるので、頑張って行こうと思う。
令和も適当に頑張る!!!!!
娘が不登校になりました。「うちの子は関係ない」と思ってた (本当にあった笑える話)
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