ひびはんせい

3人の子のカーチャン。みんな違ってみんなcrazy

価値観が変わってしまった

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昨日、仕事終わりにずっとやりたかった「仕事の後の1杯」をやってきてしまった!最高に幸せだった!!

 

この半年、不登校のムスメを抱え、彼女がADHDとASD、そして高IQということがわかったり、わたし自身がトラウマを抱えていて鬱と不安障害になってしまって普通の生活ができなくなったり(そのうえわたしもADHDを疑われてる)、そんな娘のためには色んな人に会わせて多様な価値観があることを彼女に伝えていきたい、と思って所謂性的マイノリティの方や外国から来てる方の講演会や集まる場所に連れて行ったりとにかく娘が「自分は少数派だ」と思わないで「少数派だけどそういう人は意外とたくさんいる」という考え方になるといいな、と思って色々な人に合わせたり話を聞きに行ったりした。

多様性と不登校を考えてる - ひびはんせい

こんなのとかね。

 

元々わたしはそういう事に寛容(というか、誰がどんな人でもそういう人もいるよねーくらいな感覚だった。)で、さっきのリンクの講座受けたりいろんな人と会ったりしてたんだけど、このたび本格的に(とは言え週一短時間)の仕事復帰をすることになって、そこでのガチガチに固められた規則やルール、そこにいる人との価値観にすごく差が出来てしまったな、と思ったのでちょっと覚書がてら書き残しておきたい。

 

 

ルールに縛られるのは本当に正しいのか?

わたしの職場はドラッグストアで医薬品を扱うという性質上(?)色々とルールが厳しい。特に見た目に対するルールが酷い。

髪の毛は黒髪(一応ギリ許される色があるけどめっちゃ黒)、白か黒の襟付きの服、ズボンは黒、靴下は黒、靴も黒の革靴かスニーカー。

わたしは最初、元からいた会社が買収されて某A社に乗っ取られる前の某B社で働いていた。その頃は髪の毛は茶色くても割とフワッと流されていたし、TシャツOK、ジーパンOK、スニーカーも好きな色でOK、ナースサンダルでもOK、ピアスも垂れてないやつならつけてOK、な環境で働いていたので、買収されてどんどん厳しくなる規則に疑問を感じながらも子育てをしながらフルに近い形で働いていたので、疑問をぶつける暇もなくその規則に従って、黒髪黒ズボン黒靴下黒靴で働いていた。

染めるのもめんどくさいからちょっと髪の毛染める、っていうのもしなかったし、子供の世話が大変っていう理由でショートカットだったし、メイクもほぼしてなかった。

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その頃のわたし。とても真面目そうに見える。(と思う)

 

そして久しぶりに職場に行って感じたのは「ガチガチに固められたルールのせいでなんかアホらしい派閥争いが起きてるぞ」っていうこと。

新しく入ってきたバリバリ茶髪の人(何度直せと言っても直してこないらしい)VS昔からいるルールを守ってる人 のたたかい。

こんなのさー、最初から髪の毛の色がうんちゃら、みたいなルールがなければ起きなかった争いなわけで、そのせいで生産性も職場の雰囲気もなんか全て悪くなっててほんとにアホじゃないの?くらいにしか思えない状況になってて、まじでうちの職場(というか会社)はオワコンなんだなーと思った。

 

だってさ、ドラッグストアの店員が何着てるかとか髪の毛の色が何色か、なんて気にする人ってどのくらいいるの?

いたとしてもめちゃくちゃ少数派だと思うし(そもそも服装ルールがゆるゆるだった時にその事でお客さんからクレームもらったことない)、嫌なら客も来なきゃいいじゃん。

髪の毛の色とか服装ガチガチでルールが無茶苦茶多くてみんな堅苦しくて人間関係ぐちゃぐちゃなお店と、みんな自由で楽しそうにしてる店、どっちに行きたい?って客側にも本部側にも問いたい。

ついでに言うと「もっと自由な中で働きたい」って思う優秀な人はうちの会社から逃げていくし新しく来ないし、結局残るのは他に行けない真面目なだけのアh…いやこれ以上は言い過ぎだからやめておこう。

まあそういうことを感じたわけよ。

 

人の価値観はそれぞれで、それを「規則」という形で抑え込むのってすごく理不尽で争いの元にもなるんだし、もっと自由にやれば良くね?といつの間にか価値観が変わっていた、いやほんとはたぶんずっと思ってたんだけど、忙しすぎてその日を過ごすのにいっぱいいっぱいで思考停止していて、でも娘の不登校を機に色んな人に関わったりゆっくり自分を見つめ直す機会ができて、その結果職場とわたしの価値観合わねえなという結論に達してしまった。

 

 

今のところフレキシブルにカレー屋さんをやりたいという気持ち(よかったらAmazonの欲しいものリストからわたしに開業するための何かを買ってくれ!お礼はする!!カレー作るかスパイス配合してレシピと共に送るよ!Amazon.co.jp)があるんだけど、それだけで生活できると思ってないので「薬剤師としてドラッグストアで働く」という保険をかけつつ生きていこうと思ってるわけですが、それでもわたしはガチガチに縛られた世界で生きていくのは無理だなーと思うようになってしまったので、例えば会社の偉い人に髪の毛のことで怒られたり、靴下の色が違う事(たまに洗濯忘れたり片方見つからなかったりして派手な靴下履いてったりしちゃう)を怒られたら余裕で辞めるつもりでいる。

 

わたしは会社にとって歯車のひとつしでしかないわけで、いなくなっても屁でもないと会社は思ってるんだろうなーとおもうけど、これからの少子高齢化時代、多様な価値観が認められつつある社会の中、それと真逆なやり方をしている我社はどのように人材、そして優秀な人材を集めて会社を発展させていくのか非常に興味があるので、たとえ辞めたとしても我社の行く末を見守っていきたいと思ってる。

 

わたし性格わるっw

 

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