発達障害と薬剤師の相性は最悪なのではないか考察してみた
発達障害(ADHD)と診断されて約1ヶ月、薄々感じていたけど、薬剤師とADHDの相性って最悪なのでは…?という事に薄々気づいてしまったので、それに関してまとめてみた。
注意欠陥性と薬剤師
まあ、わたしは他のことに気をとられると他のことを忘れる。
特に自分の中で優先順位の低い事(興味のないこと)に関してはどんどん忘れていく。
薬剤師の仕事(とくに調剤)は「薬の取り間違い、入れ忘れをしない」というのが大前提にあって、私みたいに興味のないことをどんどん忘れていくタイプにはかなり不向きな仕事である可能性。
一時調剤業務を行っていた時はかなり神経を研ぎ澄まして仕事をしていたため、大きなミスはなかったけど、とにかくひとつのミスが人命に関わるので間違うとやべえ、って気持ちで業務に取り組んでいたため、なんでか無意識に舌を噛み続けていたらしくいつも舌が痛かった。
舌は痛かったけど大きなミスがなくってよかった。
ただし、めちゃくちゃに脳みそが疲れるから一年弱しかもたなかった。
あと、あの狭い空間での女性同士の裏の読み合いに負けて完全敗退した。わたしには暗黙の了解を読み取る力は、なかった。
衝動性と薬剤師
わたしは注意欠陥(不注意)以外にも衝動性も強い。
これはめちゃくちゃポジティブに考えるとわたしの長所にもなりうるところだと自負しているが、件の薬剤師としての話になるとマジでやばい。
まず、単調な業務の中におもしろさが見つけられない。毎日が淡々としているのだ。医者からもらった処方箋を間違えないように薬をピックアップして、相互作用にヤバいのがないかチェックする、そんな毎日。なんてことない毎日がかけがいないなんて大人はそう言うけれど、イマイチピンとこないよ*1、な日々。
そして、衝動性お得意の「よっしゃー楽しそうだからこの薬追加したろ!」もやると訴訟問題になる世界線だ。なんなら人も死ぬ。
衝動性×薬剤師、まじで相性は最悪だ。
調剤過誤しなくて本当によかった。
ギリ生きられるドラッグストア業務
ドラッグストアで働くと、まあまあわたしの特性があっても生きられる。
薬はお客さんとのセッションで何にするか決められる、扱う商品が多種多様なため飽きにくい、ある程度好きに行動しても許される、という利点がある。
デメリットとしては、正社員の場合拘束時間が長い、シフト制のため生活が不規則になるというものがあり、発達障害の特性である「脳の中が情報で溢れていて情報過多で脳疲労がひどい」というものがある。
正社員で働いてた頃はなんでこんなに疲れるんだろう?(週5で働いて、残り2日は寝込む生活をしていた)と思っていたけど、わたしの脳の特性上、情報を一旦全て脳に入れてそこから処理するみたいでほかの人達よりも脳みそがだいぶ疲れる仕様になっていたようだ。
まあこれはドラッグストアの薬剤師だから、というより人間的欠陥なのでしかたない気もする。
よって、ドラッグストア薬剤師の正社員も無理だ。
というか、おそらく週5で働くということがまず難しい。
わたしはこれからどうやって生きていくの?
持ってる資格もチグハグで、家事も育児も苦手でこれからわたしはどうやって生きていけばいいのか?
答えはマジで見つからない。
一番楽なのはドラッグストアに帰って適当(いい意味で)働く事だと思う。
でも、ぶっちゃけ同じ業務を続ける日々には飽き飽きしているのも事実。
やりたい事=仕事にできる人なんてひと握りなのはわかっている。
それでもわたしは何か楽しいことがやりたい。
仕事ってなんなんだろうね。わからない。
*1:アイカツ!のカレンダーガールはいいぞ