ひびはんせい

3人の子のカーチャン。みんな違ってみんなcrazy

母、悩む。

今日、某学校の説明会兼授業体験(見学)をしてきたわけですが、まあそこのやり方を娘がえらい気に入って「わたしここに入る!!!」と意気込みまして。

そこは、全学年同じ教室で、得意な事を見つけてどういう方向で生きるか?どうやって、生きる力を伸ばしていくか?というのがテーマの少し変わった学校ではあったが、とても面白いシステムの学校だと思った。

 

そんな娘は最近はお昼に給食を食べるだけではなく、気が向いたら早めに家を出て教室で授業を受けられるようにもなっており、割と充実した日々を送っている。

だけどだな、我が娘はこの一年弱の不登校生活をしてる中で色々な場所に顔を出し、たくさんの経験をした結果理不尽を理不尽じゃないか?と言える強さを手に入れてしまったのじゃよ…

こんな感じ。

 

今はまだ小2だし学校にほぼ行ってないから先生から許されたり周りの子供達も許してくれているけど、これって学年が進んだらどうなるのかな?とわたしは心配になっている。

というのも、昔スクールカウンセラーさんに通ってた頃にも学童保育に通わせていた時もそこの先生達に全く同じことを言われていた事がある。それは、

「今は別段問題にならないけど、小四以降(男女差が出てくる、グループワークが増えるタイミング)で、娘の知能や特性(他人に興味が無い事)が本人が望んでないところでトラブルの火種になる可能性がある」

ということだ。

要は、グループワークをする中で同年代でも語彙力が豊富な娘と一般的な発育の他の子の中での違和が生じてトラブルになる可能性、「誰と遊ぶか」ではなく「何で遊ぶか」に重きを置いてる娘が女子特有のグループでの取り合いになる可能性、また今は男の子と仲良くしてる事が多い娘だけど第二次性徴期に合わせて男子達からハブられる可能性、これはおそらく誰にでも有り得ることなんだけれど、それでも娘の特性上、定型発達をしている子供達よりもこのトラブルが起きる可能性がとても高いであろうと言うことを、複数の先生から指摘されている事を考えるとわたしたち親はそこも考えないといけない。

 

わたしは、不登校を不幸だとは思わない。

だけど、年齢相応の楽しみを経験できないということは、少し寂しいことだと思っている。

というのも、わたし自身、中高と大人びてしまっていて中学生らしい高校生らしい青春時代を送っていなかった。

今更だけど、部活とか入って仲間とアツイ青春を過ごしてみたり、同年代の彼氏をつくって自転車で二人乗りしてキャッキャしてみたりする経験もしてみたかったなー、と言うのは未だにわたしの心に残っているちょっとした後悔である。

そんなわたしの後悔もあるから、子供達にはどうか子供らしく楽しい思い出のたくさんある子供時代を過ごして欲しい、というのが地味なわたしの願いでもある。

 

高IQであるなしに関わらず、子供達から学校で起こるトラブルから全て回避させるというのは難しいという事はわかっている。

だけど、このトラブルに巻き込まれる可能性が高いと複数の専門家から言われている娘の今後はどう見ていけばいいのかはとても悩むところである。

わたしは無意味な根性論や苦労を強いるやり方ははっきり言って大嫌いだ。

しなくていい苦労を(例えばいじめとかね)を、あえて「人生の経験だから」とさせる意味とか理不尽な学校のルールに縛られることは「社会に適応すること」とは全く別のベクトルの話なのにすり替えて強要したきたりとか。要は大人側の都合のいい話のすり替えだよね。

話のすり替えをした上で、従順な人間を作り出そうとしている現在の学校教育の在り方には本当に猜疑心しかない。

これがわたしが一年弱娘の不登校に向き合い、学校との話し合いの中で得た感想である。

 

だけど、本当にトラブルの少ない環境に娘を置くことが正解なのか?トラブルが起きると分かっているとしても公立校に通わせて対処する力を身につけさせることが正解なのか?(ただし、先生や友人に疎まれる可能性高し。)

はっきり言ってわたしにはわからない。マジで子育ては正解がないし、やってみないとどういう結果になるのかわからない。

 

もう少しだけ、娘の様子を見たりもう一度学校に見学に行ったりして、娘の進む道を見極めたいと思う。

ほんとカーチャンは悩むばかりだよ…!

 

 

そして、ギフテッドチャイルドの教育はくっそ金かかるんやー。。平等な教育の機会ってなにそれ?おいしいの????ほげーーーー🤯

 

 

 

 

秋本治の仕事術 『こち亀』作者が40年間休まず週刊連載を続けられた理由

秋本治の仕事術 『こち亀』作者が40年間休まず週刊連載を続けられた理由

  • 作者:秋本 治
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2019/08/05
  • メディア: 単行本