ひびはんせい

3人の子のカーチャン。みんな違ってみんなcrazy

アナと雪の女王2の感想 ネタバレアルヨ

正月があまりに暇すぎて、ついに映画館に行ってしまった。時間的な問題で見れそうだったのがアナと雪の女王2だったので、アナ雪2を見たよ!

忘れないうちに感想を書きなぐっておく。

 

前回は自分を肯定する話、今回は自分を変えていく話

わたしにはアナ雪、アナ雪2はこういう物語だと感じた。

アナ雪は自分の力に悩むエルサとその周りの人がエルサを許す(肯定する)話で、今回はエルサを含めた主要キャラクターがみんな変わっていく話。

 

なんていうかさー、前の映画はエルサの悩み(っていうにはでかい話だけど)が「わたしは人と違う」っていう割と誰にでも共感できる話だったと思うわけよ。それを自分で許して、周りにも許されて、そして姉妹も結ばれ(?)ハッピーエンド。

これ(人とは違う部分がある)って、誰もが抱えてる気持ちであり、みんなに認められたいっていうみんなが自分にも迎えてほしい結末なんじゃないかな。だから社会現象としてのアナ雪ブームになったんだとわたしは勝手に思う。

 

ほんでアナ雪2よ。前回が「自分を許す(肯定する)」。で、次は「自分を変える」。

うんうん、めっちゃわかる。自分を許した後は変化が欲しくなるよね。

でもエルサ、貴様の変化はマジで次元を超えているッッッ!!!!!

いやファンタジーだから別にいいんだよ、次元を超えた進化したって!でもさ、たぶん我々人類はエルザにちょっとした自分に近いものを感じていたと思うの。それがさ

第5の精霊に進化

って…!身近だと思ってた女の子がいきなり世界の王みたいになってワロタ。

なんか、あれだよ、

「一緒にマラソン大会ゴールしようねー!」とか言ってた女の子が気づいたらダッシュで行っちゃってボケっとしてたらいつの間にかオリンピックの金メダルとってた、みたいな気持ち。例え下手か。

そんな感じで、エルサを割と「魔法が使えるし女王やってるけど普通の女の子」としてた層からすると、エルサの最終進化系は自分の想像を遥かに越えていって、置いてけぼり食らった気持ちになったよね。

 

「肯定」からの「変化」だから、ストーリーの書き方としては正しいんだと思う。

でも、個人的には逆に超人になってしまったエルザが普通に悩む普通の人だった頃を見る順番の方が面白かったかもなーと思った。

 

全体としてはめちゃくちゃ映像が綺麗(特に前回描かれなかった王国や森の秋の描写が素晴らしい)、歌も前ほどキャッチーじゃないけど良い、あとメインヒロインと名高かったクリストフのヒロインっぷり(クリストフとトナカイが一緒に歌い出したシーンはマジで秀逸で今思い出してもじわじわくる)もとてもよかった。

 

最終的にアナとエルサは生きる場所は違う、でも心はいつも一緒、的なハッピーエンド。クリストフの願いも叶ったし、アナ、エルサ、クリストフ、あとオラフそれぞれ「変化」を受け入れていつもみんな一緒にいない道を選んだ。

でもそれはエルサが「人間じゃない何か」になってしまった上で成り立つことなんだよなー、と変な気持ちになった。

変化することは悪いことではないと思う。だけど、エルサの変化はわたしには色々超越しすぎてて、まだなんというか受け入れられないなーって感じ。

もう1回見れば感想変わるのかな?1回見ただけだと意味わからん事も多かったし。

 

まあでも映像綺麗だし歌もいいし一見の価値アリだと思う。テーマ的には重いし今までのディズニーっぽさはないなーって感じだけど、これも現代的でいいなって感じ。

 

そんなわけでアナ雪2の感想おわり!

結論、オラフの新声優の人、キンプリのアレクだよね!?めっちゃ歌うまかった。好き。ありがとう!!!!

おわり。

 

 

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