ワガママと学校教育
先日、こんな記事を書いたわけですが、今日、少しワガママと学校教育について考えさせられる出来事があったので、ちょっと忘れないうちに書いとこうかな、と。
うちの娘が不登校になってから約1年。
最近は給食を食べに行ったり、授業を受けに行けたりするようになってきました(ここには彼女なりの様々な打算もあるんだけど、それはまた今度)。
1年間不登校生活を娘がする中で、彼女は自分なりに色々考え、今までと行動がガラッと変わりました。
参照
わたし的にはこの変化はめちゃくちゃいい事だと思うんだけど、学校的にはアリなのか…と思い先生に相談してみることにしました。
まず、わたし的に1番気にしているのは嫌な事や理不尽な事を嫌だとかおかしいとはっきり主張してしまう件。
これって本当は生きていく上でめちゃくちゃ大切な能力だと思うんだけど、
いまの学校教育は「みんな同じであること」、よく言えば協調性を大切にしていることが多いように見えて、じゃあ、娘が「真冬の寒い時にハーパンなんて寒い!先生は長ズボンはいてるのに!」って言ってひとり長ズボンを履いている現状を先生達はどう思っているのか?
と思い、先生に問い合せたところ、このような答えがかえってきた。
先生の回答
現状、娘ちゃんが楽しく学校に通える事が大切なので、特にハーパンを履かない事に関しては何も言わないように学校全体で共有している。ただし、今後学年が上がったり先生が変わった時にはその限りではない。学校のルールに合わせるように指導が入ると思う。
わたしの感想
これってさ、むちゃくちゃおかしくない?
こんなのって、結局はワガママ言ってそれがおさまるまでは学校側が我慢するけど、落ち着いてきたらこっちに従ってもらうよ、って。
もしもわたしが娘の立場なら、最初からそれがダメならダメでちゃんと言って欲しいし、1度OKだった事がほんとはダメでしたーとか言われてダメになるのって理不尽でしかない。
しかも、それってワガママ言える人が得する構造になっていて、真面目にやってる人が損する構造じゃん。
そんなのって教育って言えるの?
学校側は波風立てるのを嫌ってこういう対応をとってるんだと思うけど、これって先々の子供達のことを思うとめちゃくちゃ良くない教育方針にしか思えない。
ダメならダメってはっきり言うか、それか子供達が「これっておかしいんじゃない?」って言ってる事にきちんと耳を傾けて、それじゃあどうしていこうか?っていう場を儲けるとかそういう方向で子供たちとしっかり向き合って行くべきなんじゃないの?
わたしは学校教育の現場を知らないからこんなことを勝手に言っているけれど、それでも現状公立校の教育には不信感しかない。
100年近く何も変わらない学校教育。
そろそろ変わる時期が来てるんじゃないの?ってゆーか来て欲しい。
少子化の今だからこそ、たのむ。
伸び伸びと子供が生きられる世界にしてくれ!!