座右の銘は「やってみないとわからない」
わたしの座右の銘は「やってみないとわからない」なんだけど、人間関係でもそうだな〜、話してみないとその人がどんな人かって全然わかんないな〜と最近よく思うので、その辺について脳内整理がてら書いていきたい。
ヤッてみないとわからない
初めてこのセリフを言われたのは大学生のとき、当時まだ付き合ってもいない男性に迫られた時に「付き合いたいけど、とりあえずヤってみないとわかんないから1回試しにしてみよう!」と言われて、付き合いたいのかヤリたいのかわかんないな?けど言ってる事も一理ある。よくわかんないけどとりあえず1回ヤってみるか。確かにヤッてみないとわかんないこともたくさんあるだろうな。
そう思って試しにヤッてみたところ、 彼との相性は意外と良さそうだという事がわかったので付き合うことになった。結局その彼とは4年ちかく付き合った。
ヤッてみないとわからない→やってみないとわからない
最初はセックスのことだけで考えてたんだけど、これってもしかしたら全てのことに当てはまるんじゃないの?って思ったのが20代半ば。
だから現在の夫ともすごく軽い気持ちで結婚したし(とりあえず結婚してみないとわかんないから結婚しよって感じで結婚した)、子供も早く欲しかったし、産んでみないとわかんないよなー、と思ったから26歳で最初の子供を産んだ。
それまで全然やらなかったFPSゲームにも手を出した。そしたらまんまとどハマりした。
やらず嫌いはできるだけしないで、なんでも挑戦してこう!と軽い気持ちでなんでもチャレンジできるようになったのが30代。
空手もやりたかったからやったし(やめたけど)、他にも日々小さな事でもやってみたいなーと思ったら後回しにしないでちょちょっとやる(これはわたしの衝動性もある)、あと、勧められたものはできるだけやってみる、という事も意識している。
人間関係でもそうだなぁ、と思う最近
ここ数年で、わたしはアイカツ!やスプラトゥーンを通して知り合う人の数が爆発的に増えて、付き合う人の数も増えてきた。
最初は多人数のオフ会や集まりでゲームをするのがめちゃくちゃ楽しくて、そこにいる人達がどうとかそういうことは置いといて、その空間がすごく好きで、たのしー!って気持ちで過ごしてたんだけど、人数が多ければ多いほどその中にいる「個人」と話す機会ってなくて、この人はどういう人なのか、ってことを全く知らないまま、ただ「この空間たのしー!」って気持ちだけで遊んでいた。それはそれでめちゃ楽しかったんだけどね。
だけど最近、娘が不登校になったりなんか色々あって「多様性」とか「様々な価値観」っていうことを考えていく上で、わたしは「人それぞれの考え方、個性」っていうことにすごく興味を持つようになって、いろんな人と話してみたいなーと思うようになった。
今まで上辺しか知らなかったあの人はどんな人なんだろう?どんな事考えてるんだろう?
そう思って、気になる人に声をかけて話してみたり、逆に今わたしが大変な時期にあるのがわかってる人から声をかけてもらったり(優しさに嬉ションしそう)して、いろんな人と個人的に会って会話をする機会を増やしてみた。今は仕事してないし、微妙な隙間時間がたくさんあるし、すごくちょうどいいタイミングだと思ってる。
やっぱり個人的に話すと「多数の中のひとり」だった人が「個人」に変わって、その人その人の良さとか考え方とか色々聞けて「うおー、この人はこんな人だったのか!」と、驚きとおもしろさとで、毎回とても新鮮な気持ちになる。
知り合ってこんなに経ったのにわたしはこの人のこと何も知らなかったんだなあ(というか知る気もあんまりなかった)、もっと早く話せばよかったなあ、と毎回思う。
話すのが大好き
わたしは接客業をしてるんだけど、接客業のことをおしゃべりしてるだけでお金がもらえるすごい職業だと思ってるくらい、わたしは接客業が大好きだ。
そんなこと思ってるくらいだからやっぱりわたしはおしゃべりするのが大好きで、人の話を聞くのも大好きなんだと思う。
だけど、知人とか職場の人とそういうコミュニケーションをとってこなかったのは、虐待の後遺症というかなんというか、基本的に他人が信用できないからなんだよね。お客さんとはそこら辺がクリアで、お金を挟んだコミュニケーションになるから別にそこら辺はどうでもいいし、あと客と店員っていう立場があるからそこまで深い仲になることもないし。
だけど、人間関係にも「やってみないとわからない」って考え方を持ってくると「話してみないとわからない」に変わって、あー、最初から人間は信用できない、って距離取らないで話してみるかぁー!って気持ちになるなーって最近気づいた。
スタートがちょっとアレな座右の銘だけど、本当にわたしの生き方を現してる座右の銘だなと思ってて、たぶんこれからもわたしはその考え方で生きていくんだろうなと思う。
なので、きっとこれからもちょいちょい話してみたいなと思った人には声かけるし、なんなら誰でも声かけてくれ!わたしは今他人の事が知りたい。
なんかそんな感じで今日も生きてる。