ひびはんせい

3人の子のカーチャン。みんな違ってみんなcrazy

コロナ禍と不登校

 

 みんな気づいてしまったのではないか?

いやぶっちゃけみんなこのコロナ禍の数ヶ月で

(主に公立の)学校は頼れない

と気づいてしまったのではないか?と思うはるちゃまですこんにちは。

 

わたしは一年以上前から学校にされている仕打ち(詳しくは不登校カテゴリを見てね)が身にしみていたのでコロナ禍で学校が機能しなくなった際も「やっぱりねー」くらいにしか思わなかったし、もう学校に頼ることはやめていたので学習にも支障はなかったし、学校のせい(だけではないけど)で仕事も辞めていたので諸々条件が整っておりコロナ禍で学校や保育園がお休みになってもたいした混乱はなかったわけですが、コロナ禍という未曾有の事態でたくさんの保護者の方が奇しくも不登校の子供を持つ親と同じ経験をしてしまう、という事が起こってしまったわけですよ。

 

 

わたしはこれを決しておもしろおかしく見ていたわけではなく、やっぱりこれって行政の怠慢が起こした事だと思ってるんですね。

というのも、

 

2017年に教育機会確保法というものが成立しました。 参照ページ「教育機会確保法 不登校対策は」(くらし☆解説) | くらし☆解説 | 解説アーカイブス | NHK 解説委員室 国が公式に「学校に行けない子どもにも教育の機会を確保するよ!」って言ってくれるようになった心強い法律。(これについては今度思うところをブログにしたい) だけど現状、法律が出来ただけで整備はほぼ進んでません。

はるちゃま齢34にして、小中学生対象の塾に通う事になった件 - ひびはんせい

 

これよこれ。

2017年に成立した教育機会確保法というものがきちんと機能していて、なおかつ学校に行けない子供達のために

  • 学校以外の学びの場の確保(数が多ければ三密を防げたはず)
  • インターネットでの学習機会の確保(言わずもがな、自宅での学習に困らなかったはず)

わたしでさえこれだけ思いつくんだから、その道のプロの方達なんてもっと思いつくでしょうよ。

この法律ができたのって3年前よ3年前。3年前に生まれた赤子は歩くししゃべるぞ!

それがこの法律はどうだい!何が3年前と変わったって、学校来なくてもいいよーだけど勉強とかは自分でがんばれ!って3年前とほぼ変わってないやんけー!!!

 

もし、この法律がきちんと機能して、学習機会の選択肢と子供達の居場所が増えていたとしたら、今回のコロナ禍で諸々の大変な想いをした人たちはそんな大変な事にならなかったんじゃないかと思う。

 

本当に、不登校って当事者じゃない人にとっては他人事だと思う。

でも。

今回のことでもしかしたら「もう学校に行きたくない」って思ってる子供がいるかもしれない。これから夏休みも減るし土曜も学校になったりして「学校嫌だな」って思う子もいるかもしれない。

なんならわたしは今後そういう子は増えると思ってるよ。

 

当事者じゃないけど、もしかしたら当事者になるかもしれない、そう考えてもらえればこれからの社会は少しだけ子供に優しい世界になるかもしれないな、と思うのでした。