ひびはんせい

3人の子のカーチャン。みんな違ってみんなcrazy

不登校児のきょうだいは不登校になるのか?

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このブログには長女の事しかあまり書かないけど、blogタイトルの下に書いてあるとおり、わたしには長女の他に2人の男の子がいる。

長男は今、年中さん。次男は2歳。

長男坊は一年半後には小学生になるんだよなーと気づいたんだけど、姉が不登校している彼は、果たしてきちんと学校に行くのだろうか?と不安になった。

 

不登校児のきょうだいは不登校へのハードルが下がる

以前、子供5人全員が不登校だった、という方に出会った事がある。

1番上の子が不登校になったらその下もその下も、と次々に不登校になり、5人目に至っては「学校に行くか行かないかは選択できる」と思っていたそうだ。

なんとなく前から兄弟に不登校児いると、下の子達の不登校へのハードルが下がりまくるよなーと思っていたんだけど、やっぱりなーーー!となった瞬間だった。

だけど、お姉ちゃんは筋金入りの不登校児だけど、その下の兄弟は集団行動をするのが好きだから毎日学校に行ってる、みたいな人もいたり、子供の個性によって様々なようだ。

だけど、いろんな人の話を聞くに、やはり不登校児の兄弟が不登校になる率は高いように思える。

 

さて、我が家の長男坊だが、最近は再来年には小学生になるという自覚が少しあるようで、ランドセルのCMなんかを見ると

「やっぱりてんしのはねだよなー!」

とか、

「ランドセルの色は、男は黙って黒!!(HIKAKINの影響)」

「金色でピカピカしたランドセルがいい!」

とか言い出すわけですよ。

だけどその反面、現在不登校の姉がいる、その姉にどうやら学校の勉強は難しいよ〜みたいにおどされてる(彼は長女と違ってあまり勉強することに興味がない。まだひらがなも書けない。)ようで、もうすでに「小学校って勉強しないといけないんでしょ…行きたくない…」とか言い出してる。

わたしたち親も、姉が学校に行ってない現実を見せているせいで「ちゃんと行かないとダメだよ!」みたいな事を言える雰囲気ではない。

ふんわり学校はおもしろいとこだよー、みんな行くし行ってみたら?みたいなことを言うくらいしかできない。

 

学校って本当に楽しいの?

子供には学校って楽しいとこだから行きなよー、とか言ってるけど、わたしは子供の頃から学校(特に小中)が嫌いだったから学校って楽しい!って感じた事がほぼないので、どちらかと言うと学校嫌いな娘の方に感情移入してしまうんだけど、大多数の人は楽しく普通に通えてるんだよね。

一時期、スクールカウンセラーさんに娘の不登校について相談していた時期があったんだけど、不登校児を学校に行かせる方法のひとつとして

家にある楽しいもの全てを禁止して(本、ゲーム、マンガ、テレビなどなど)学校の方がマシだと思わせる方法がある

と紹介されたことがあった。

それを聞いてわたしは愕然とした。だってさ、

学校側が、学校はつまらない(学校の方がマシと思わせる)って言っちゃってるからね!!!

 

学校側も学校楽しくないって気づいてるのかよ!そんじゃ不登校児学校行くわけねーじゃん!!なんだこれ!!!!

ってわたしはなってしまって、んじゃ学校なんてこっちから願い下げたうんこぷー!って気持ちになってしまって、そして今に至る。

まあ本音では友達作りに行くとか給食食べるとかその位の感覚で学校行かねえかな、とは思ってるけどね。

 

まあそんなこんなで学校は楽しいところではないんだなーと再認識できちゃったわけで、学校に行くことを無理強いは絶対にしない、と決めて過ごしてる今、もし長男が小学校に行きたくないと言ったら?と考えた時、とりあえず最初は「行ってみないとわからないからもう少し通ってから行くか行かないか決めれば」と言うと思うけど、その後にやっぱり彼が学校に行かない、という選択をしたらそれをきっとわたしも受け入れてしまうんだろうなーと思っている。

不登校児がいる家は、きょうだいだけでなく

親の不登校へのハードルも下げてしまうんだ

と気づいた今日この頃でした。

 

 

そして思う、不登校児への支援を頼む

現在の日本の教育は、子供たちを平均に押し込むやり方(学校というシステムと不登校 - ひびはんせいにも書いた)で、そこからはみ出た子達の受け皿が圧倒的に少ない。

特に国や区営のものが圧倒的に少ない。というかほぼなくない?

現状、民間の理解ある人たちが子供たちに救いの手を差し伸べてくれている状態にあるようにしか、わたしの目からは見えない。

国や区がその救いの手を伸ばしてくれるのが1番いいんだけど、きっと待機児童とか高齢者福祉とかあとあれな、オリンピックとかそっち優先で不登校児にスポットが当たるのはまだまだ先になるんだろうなーと思っている。

 

個性が尊重され始めたこの時代、不登校児はますます増えていくんじゃないかと思うし、それを選択できるシステムもできて欲しいとも思う。

でもそんなのはきっとずっと後にしかできなくて、だから、わたしは今できる事をやる。

例えば不登校児の集まりに積極的に顔を出して子どもたちと遊んだり、そこに募金したりとかね。お世話になってるから課金するのは当然!と思ってるんだけど(笑)

 

そんなこんなで、不登校児の母としては不登校児の兄弟の不登校へのハードルは下がるだろうなーと思ってるし、あと、不登校と無関係のところにいる人たちに言いたいのは、不登校児を優しい目で見守ってくださいって事に尽きる。

現状わたしのまわりは優しい目で見てくれる人が多いけど、学校に行かないとやいのやいの言う人も中にはいる。

わたしに言うのは別に構わないけど、子供にそれを言うのはやめてほしいな〜。

そして余裕とかあればそういう不登校児の支援をしてる施設なんかにちょろっと募金とかしてあげて欲しい。

 

 

なんかタイトルと別方向に着地したまとまりのないブログだけど、まあいいでしょ!

そんなこんなできょうもいちにちがんばるぞい!