ひびはんせい

3人の子のカーチャン。みんな違ってみんなcrazy

多様性と不登校を考えてる

 

今日も早起きしちゃったから、わたしの中の「多様性」ってはtwitterに連投してしまったのでそっちで割愛するけど、本当に多様性は難しいし、でも大切なことだと思う。

 

うちの娘は普通の学校には通わないという選択をした時点で、いわゆる普通の人が思う「普通の人」というステージからは降りてしまった人になるわけで、あとはADHDとかASDとかその他諸々いわゆるマイノリティ側に属する人間に育って行くんだろうなーという認識で彼女とは向き合って育てていこうと思っているんだけど、その彼女本人に「多様性」という事を知って生きていってほしいと思っている。

 

このあいだ、「自分らしく生きるために~多様な性を切り口に考える~」というLGBT当事者の方の講演会に娘を連れて行ってきた。

大人向けの講座なので内容的には小2の娘には難しそうで、後半は抜けてしまったけど、前半に流れた

この動画をじっと見ていた。

ずいぶん前だけど、娘は「男同士がチューするのとかキモイよねーww」って言っていた事があって、色んな人がいるんだし、そんな事言わない方がいいと思うよ、ってことを娘に話したことがあるんだけど、その時は気まずそうな顔をして「ふーん」みたいな感じで伝わってんだか伝わってないんだかわかんねえな、って感じだった。(個人的にはそういう風に思うのも自由だと思うから、わたしの思想を子供に押し付けたいとも思ってないです)

 

講座終了後に、娘にどうだった?って聞いてみたら

「むずかしかった」という返答が来て、だよねーって笑って、でも、「いろんな人がいていいって言うのはわかった?」って聞いたら「それはわかった」って答えてくれたので、おおー、よかったー!それがわかってくれれば本当にママはバンザイだよ!ってわたしはすごく嬉しかった。

しかも、あなたは昔男同士がチューするの気持ち悪いとか言ってたのにねーと話したら

「そんなこと言ってたっけ?全然覚えてない」

と記憶を上書きされたようでめっちゃ笑った。

 

 

本当はこの世界にはいわゆるマイノリティって呼ばれる人達ってたくさんいるはずなのに、それは全然見えなくて、なんならたぶんわたしも旦那もマイノリティ側の人間で(普通の社会人としては生きていくのが難しい人間な自覚はある)、そんな人達が本当はたくさんいて、だから学校に行かなくたっておかしくないし、好きな勉強を好きにするのだって全然いいんだよ、っていうのを娘に伝えられるといいなあーと思って今回この講座に娘を連れて行った。

 

 

 

彼女がこれをどう思って、どう考えるかはわたしにはわからないけど、少しでも「他人と違っても好きに生きていいんだ」ってことが彼女に伝わっていれば、わたしはしあわせだな。

みんなちがってみんないい、適当に生きて行こ。

 

 

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