ひびはんせい

3人の子のカーチャン。みんな違ってみんなcrazy

公立校に通う子が不登校になった時に区や学校がとってくれる対応まとめ

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※わたし的にはあまり対応が良くなかったという印象なので、批判的な内容になってしまう気がします。もちろん、助かったこともたくさんあります。でも、批判的な感じになるのは御容赦願いたい!!

 

学校の対応

  • 担任の先生との話し合い

娘が遅刻したり宿題ができない理由を学校の担任の先生と話し合い。

都度、先生に「こうしてみてもいいですか?」等の提案を出したり、先生から「こういう風にしてみましょう」との提案をもらう。

でも、対応が後手後手なのでどんどん娘は学校に行かなくなりました。

※ちなみに担任以外の先生はこちらから指名しないと来てくれないシステム(?)らしく、未だに学年主任の方には会ったことがないし、不登校担当の方には「保健室の先生に会わせてくれ」と頼んだ際に出てきてもらった時に不登校担当ということを名乗ってもらえず、後日の話し合いにも参加したいと言われた時になんでこの人くるの?と思ったから確認したところ、やっと「わたしが不登校担当です」と名乗ってくれました。頼む!こっちはナイーブな話をしに行ってるんだ!!名乗ってくれ!!!!

 

  • スクールカウンセラーを紹介される

週に1回くらい巡回しているスクールカウンセラーさんを担任から紹介される。藁にもすがる想いで時間を作って相談しに行く。

授業中の様子を見て、こんな感じですって話をしてくれたのはとても良かった。うちで困ってる事に関しての相談にも乗ってくれて助かった(でもうちの子には全く合わないトンチンカンな答えだった気もする。)だけど、学校での対応をどうすればいいかに関しては「医療機関で発達障害の検査とWISC4を受けてきて、それを見ながら考えましょう」の一点張りで、当時その予約が1ヶ月以上先の状態なのに、その間どーするねん!って気持ちでいっぱいだった。

 

  • 図書館登校、保健室登校は共にダメと言われる

保健室は人の出入りが多い(また感染症の子がいる可能性がある)、図書館に居させるにも人をひとり配置しないといけない、あと授業で使うこともあるのでどちらも難しいという事を告げられる。

スクールカウンセラーさんの居る部屋なら、誰も相談してる人がいない時なら可と言われた。ちょっと意味わかんねえな、って感じでした。

 

  • 学校臨時支援員、登校支援について説明を受ける

我が区には学校臨時支援員という仕組みがあるらしく、不登校やなんらかの事情で教室に入れない子を区から学校生活臨時支援員という人を派遣してもらって面倒をみてもらう(?)というシステムがある事を紹介される。

ただ、これは区に学校臨時支援員の空きがあれば、また申請が通れば(しかも親が学校側にお願いします、と言わないと申請してもらえない)やっと動いてくれるっていうものらしく、更に申請から実際に動くまで1ヶ月ほどかかるとのことで控えめに言ってなんだこれうんこかよ!と思ったので申請しませんでした。

登校支援というのは読んで字のごとく、登校する際に区から派遣されてきた方が朝一緒に登校してくれるシステム。週二くらいでやってくれるそうだけど、これも申請が必要で通らないとやってもらえるかわからないって言われたのでやりませんでした。

 

  • 学校教育支援センターを紹介される

学校教育支援センター:練馬区公式ホームページ

教育相談室:練馬区公式ホームページ

この辺を学校側から紹介される。

この頃には完全に不登校、家では大荒れ、わたしは仕事にもいけない状態で藁にもすがる想いで最初は電話相談をしてみた。その時に言われたのが

「そんな時(不登校)もありますよね〜。おやすみする時期なんですよ。休ませてあげてください

そんなん知っとるわ!アホか!!!でも仕事にも行けなくなってこっちは困っとるんや!!!それの解決法が知りたいんや!!!!って絶望した。

だけど、その後わたしの通ってる病院の生活支援員さんに直接通うことを強く勧められて直接通う事に。

現在月に数回通っていて、わたしは担当の心理士さんとおしゃべりや相談、娘は(見てないからわからないけど)プレイセラピーなどを通して心理状態をみてもらったりしてるらしい。5回でワンクールという形らしく、次が5回目なのでその時に色々結果を聞くことになっている。

希望があればここでWISC4の検査も無料でしてもらえるらしい。(これは同じ所に通ってる人から聞いた話なのでほんとかは各自確認してね!)

 

なんかこんな感じでした。

 

 

区としての対応

  • フリースクールに通う申請

学校長から許可もらったり何回か面談したりめんどくさかった。あとある程度大きくなるまで送迎必須で死にそう

 

 

あと、もうひとつかきたいことあるから書く!

 

下の兄弟が保育園児の場合、不登校児を抱えてる際の入園・転園の申請の時の点数の付け方はどうなるのか?

不登校児を抱えた際に下の子の保育園はどういう扱いになるのか?を区役所に聞いた話 - ひびはんせい

これに続く話。

現在兄弟別園の送迎地獄で死にそうになってるわけですが、兄弟同園にさせるために半年に一回申請しないといけないのでこないだ直接区役所に申請しに行って色々話をしてきたので書いておく。

 

現在練馬区の保育園申請時に不登校児を抱えてるかどうかということに対する配慮というものは全くなく、家庭で不登校児を見るために仕事を休むと労働時間が減るのでどのくらい働いてるか?でつけられてる点数(保育指数)がどんどん下がっていくのが現状。この表の赤丸部分ね。

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この赤丸部分が外で働く親にとっては練馬区での保育園入園・転園のための点数の大きなウエイトを占めていて、不登校児いるいないに関わらず、マジでこれからもう働いてるけど転園・入園の手続きしようかなって人には気をつけて欲しいんだけど、この部分の計算、契約時間じゃなくて、過去3ヶ月の中で1番労働時間の多い月の労働時間を基準に点数化してるので、例えばうちみたいに不登校児を抱えている家庭や、子供が既にいて病気にかかって仕事を休まざる得なく色んな理由で有休を使えない家庭には本気で不利な点数の付け方になっています。

 

これは現在兄弟が別園な我が家にとってもめちゃくちゃ困るし、うちだけじゃなくて、例えば新しく保育園に入る予定のある子供がいる家庭に不登校児がいる家庭があるとして、家庭で不登校児をみるために仕事を休んでしまってる間に点数がどんどんさがって、結果子供を保育園に入れることが不可能になって働けなくなって、更に社会から隔離されてしまう、そんな悪循環にハマっていってしまうってこと。

これほんとに何とかしてくれないとわたしは社会的にも物理的にも死ぬし、わたし以外の不登校児を抱えた家庭も死ぬよ!!ってことで、保育園の転園申請する際にひとつの意見として、練馬区の担当職員の方とお話をしてきた。

区は今まで不登校児を抱えた家庭が、家庭で不登校児の面倒を見るために保育園入園のための点数が下がるということに対する話を区民からもらったことがなかったそうで、勉強になりました、この話はきちんと上にあげます。という事を区の担当の方は言ってくれた。

たぶん、わたしひとりの小さな声ではなんにも変わらならないだろうなーと思うけど、こういう小さな声でも区に伝えていかないと何にも変わらないよな!と思ってほんの小さなことでも伝えていきたいとおもっている所存。

 

そんな感じです。

わたしの経験が誰かの役に立てばいいな、と思うので書き残しときます。

 

というか、今度練馬区の保育園の点数の付け方細かく説明したり批判したりするブログ書くわ。

 

書きました

 

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